職人も人間👍得意不得意あるんです😊
職人によって様々な意見があるのかが
柄の織りやすい、織りにくいということで、
無地の物が好き、丸い紋が好き、
複雑な柄が好き、
いろいろあります。
私は複雑な柄が一番好きです❗️
各柄それぞれ簡単な部分、難しい部分あります。
1.無地
無地の簡単な事は縫いとりがないので動作が単純。
横糸いれるだけなので簡単です。
しかし、
柄で傷が隠れない、少しの張りたるみすらはっきり織物にでます。
だから手機で無地織るのは相当難しく。
そして安いので簡単にみえますが割には合いません💦
2.丸い紋
丸い紋のいい点は柄が単純で寸法だけ気にしてたら簡単に織れる。
さらに値段が上がるので比較的簡単な割には手間賃はいいです。
しかし寸法命になりますから神経使わないといけません。
例えばこれは3.8寸の紋です。
なので絶対3.8か3.9くらいで織らないとボツになります。
4寸までなれば丸くなくドングリみたいな形になります。
逆に3.6とかならぺったんこになり不細工です。
さらにこの紋は下半分は1.9寸、上半分は2寸
くらいで織らないと下半分は縦に長く見えてしまいます。
だから上半分を1分伸ばしくらいが綺麗に見えます。
やっていればだいたいの形で伸び縮みはわかるようになります。
ただ機械には勝てません。
人間が手で○を書けないように織り物でも織れないですが機械はできます。
寸法がかなり必要な織物は機械には勝てません❗️
手機でも近づけるように努力はしていますけど^ - ^
3.複雑な柄
これはかなり難しいですが私が一番好きです。
縫いとりが多いので縫いとりミスが起こりやすいので注意が必要です。
ただ圧倒的に達成感があるのが好きで、集中してやれるのが好きです。
ただ、苦手な人が多く、前には進まないので一日中やって1尺も織れない物とかもあります。
縫いとりが多いとその分色糸の消費も激しくなり、染めにだしたりと工程が増えてしまいます。
その分値段を上乗せできたらありがたいのですがなかなか上手くはいきません。
儲けという意味ではあまりうま味があるわけではないのです。
まとめ
職人には様々な好き嫌いがあり、
たくさん織物の柄があります。
シンプルな方が簡単でいい、
複雑な方が高いし儲かる。
全く違います❗️❗️
結局どれも似たような利益率になってしまいます。
自分の得意な柄が一番いいので得意な柄の=利益率がいいみたいな感じです。
まあどれも似たり寄ったりで、これがいいとかはありません💦
しかし織物は用途によって様々な物があり、法衣金襴になると宗派があります^ ^
どんな織物にも対応する力が織り屋としての成功の秘訣なのです👍
これからは丸い紋は特に注目してみて下さい❗️
上手い下手が簡単にわかります笑笑
#西陣織