必見👍他では聞けない話❗️紋図編
西陣織の織り方を伝えていきたいと思っています。
文章だと伝えにくいですが私のやっている作業を例にブログにしていきたいと思います!
今回は紋図という物の説明をしていきます。
まず紋図って何?
紋図とは絵を織物に変換した織物の柄の構成表みたいなものです。
織物は絵を織物に変換しています。
前のブログでも多少でてきたように絵描きさんに頼んだ絵を紋屋さんに頼んで織物に変換して織ります。
その紋屋さんからもらえるのが紋図です。
まだ何も記載もしてない状態で最初はこんな感じです。
2.紋図の構成
紋図は大きくわけて2つの構成があります。
画面の左の部分、画面右の色とライン部分。
これからこの2つの読み方を説明していきます。
まず左の絵をはまだ簡単で見たまま柄の
絵を変換したもので丸い金の龍が6つかいてあります。
金の龍以外の柄は横糸で柄をつくる地紋というもので縫取りはしません。
さらに龍の中に赤いところがありますがこれは龍の爪と炎を別糸で縫取ります。
3.ラインについて
画面右の数字と色のラインについて
右の数字は越番になり、1番から始まります。
越番とは横糸を入れたら1越で
上記の場合だと、横糸→縫取り→横糸みたいな形になります。
横糸→縫取りで1越になります
あっ❗️❗️❗️❗️ちなみにラインの名称はメートルと呼んでいます。
メートルは、上記だと3本あります。
薄い黄色、濃い黄色、赤色です。
各色は左の図とリンクしていて図の赤い炎は右の赤いメートルになります。
紋図の読み方例としては
左の薄い黄色メートルは横糸を意味してるので、
龍の紋が65越目付近からでてきて、
炎がすぐ出てくると読めます。
この紋図は単純ですが複雑な柄だとメートルは10本を超えていき、もっと難しくなります。
上の紋図で織った織物はこんな感じになります!
特別編❗️❗️
複雑な織物紹介^ - ^
上記の図はまだ柄が単純でした。
次は複雑な織物と実際織る前に使う配色後の図になります。
これは実際織る時に見ている図です笑笑
自分だけ理解できればいいのでこれくらいぐちゃぐちゃになっています。
く
これが完成した織物です。
これくらい複雑な柄でも紋図だけを見て織ることが可能になります👍
まとめ
紋図を見ることで織物は織れるよににはなります。
しかし紋図の指示通り100パーセントやっていれば上手く織れるわけではありません。
あくまで見た目で判断される部分があるため紋図にプラスα経験でやっていくのが身につけば立派な職人に近づけるのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
一応ブログ運営として織物を知らない人にもわかってほしいというコンセプトでやっています。
もしわからない事がありコメント覧にコメントいただけたら次回のブログでアンサーしていきたいと思います!
これからもよろしくお願いします!
#西陣織
#京都