織物屋になるためにやっておいた方が良い事
社会人になって多くの方が思うのは
「あー学生の時に勉強しといたらよかったー」
と思うタイミングは良くあります💦
学生のみならず織物を商売にしていくならいくつか勉強しといた方がいい事があります。
今回は全く何もせず織物屋になった私の経験からやっといた方がよかったと思う勉強を紹介します。
1、色彩の勉強
色彩の勉強はほぼ必須です👍
織物関係は美術大学などでてる人が多いのですがやっぱり見ていてすごいです❗️
私は普通の大学ですので美術は高校の授業くらいでしかやった事がありませんでした。。
当然織物屋には配色が付いて回ります💦
前のブログでも配色について書いたように配色は命です。
どういう色合いにすれば綺麗に見えるのかを考えなければなりません。
ちなみに
私が初めて配色した時はまずボツになりました笑笑
理由は花の配色をしたのですが花が気持ち悪いという理由でした笑笑
一応私なりに本読んだり、絵を見たり、お寺などに行き織物の配色をたくさん見て勉強しています。
今まで絵を見る事なんかなかった人生でしたから正直センスは全く無いのだと思います。
なので具体的には色彩検定みたいな勉強を軽くでいいので基礎くらいは理解しておいた方がいいと思います。
例ですが
写真の上のお寺の織物の写真で私が配色しました❗️❗️
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2、最低2時間集中力トレーニング
職人はひたすら集中力との戦いになります。
皆さん大学の授業90分や高校の授業50分しっかり話聞いて勉強できましたか❓
私は全く無理でした💦
しかし織りだしたら2時間くらいはせめてやり続けないと前に進めません😢
理想は朝8時から4時間織前に座り続け、
昼13時から18時まで織前に座り続けているのが理想です。
織るのは単調な作業の連続なのと一歩も歩かないのでめちゃくちゃきつく、1週間と2週間とかくらいは同じ柄をなので毎日同じ単調な作業をします。
飽きてくるのですが、ただひたすらやらないと前に進まないプレッシャーと、自営なので監視の目が無くフラフラ外に行ける誘惑との戦いです❗️
一応対策としては
2時間やったら5分休憩みたいなルールを作ってやるのが一番かな❓と思っています。
さらに人によって集中できる時間が違います。
私は朝派で朝5時から7時くらいまでが一番集中しています。
一日中集中して仕事ができればできるほど織れる出来高が上がっていいのです😊
3、日曜大工
一見全く関係ないように見えて日曜大工はかなりやります。
どこかが壊れたときなどは自分でなおしています。日曜大工といってもノコギリや釘打ち程度ですがなぜかホームセンターで売ってる物に詳しくなります❗️
手機は特にどこの織物屋も改造しているはずです。
いかに織りやすいかを考え、気づいたら改造を繰り返して今日に至ります。
ある程度は自分でなんでもできないとその都度業者に頼んでたらお金がかかって仕方ありません。
無駄な支出を減らしたり、やりやすいように改造したりと日曜大工ができると幅が広がるのです👍
4、まとめ
織物屋になろうと思っている学生や、自分の子をならそうと考えている親は少ないと思います😂
しかし織物に興味があり、伝統産業の魅力を残していきたいと考えてくれている若い子は必ずいます❗️
そういった方には少しでも織物屋として良いスタートがきれるように私はアドバイスをしていきたいと思っています👍